ドメインネームサーバーとは、ドメイン名をIPアドレスに変換するコンピューターです。
「さっぱり分からん」という声が聞こえてきそうです。私も詳しくは分かりません。
ネット上の全てのサーバー(コンピューター)は固有のIPアドレスを持っています。IPアドレスは、0~255までの数字を4つ組み合わせた物です。たとえば「231.6.165.12」というようにです。
ドメインは簡単に言えばインターネット上の住所と説明しましたが、本当はこのIPアドレスこそが正式な住所なのです。しかし、IPアドレスは単なる数字の羅列なので人には覚えにくいため、ドメインという文字列を使っているのです。
ドメインネームサーバーはこのドメインはこのIPアドレスに対応しているという情報を持っていて、ドメインを投げるとIPアドレスを返すということを行っているのです。
ドメインネームサーバーの設定というのは新規で取得したドメインと利用するサーバーのIPアドレスがセットですよという設定をするということです。
理屈はともかく、設定自体は全く難しくありません。
最初に、レンタルサーバーに取得したドメインを設定します。レンタルサーバーの管理画面に「ドメイン設定」等のメニューがあると思いますので、そこに取得したドメインを追加します。(ドメインの設定方法は、レンタルサーバーによって違いますので、ヘルプ等を確認して下さい。)
次に、レンタルサーバーのドメインネームサーバー名を確認します。レンタルサーバーの管理画面やヘルプのページにネームサーバーの設定の仕方があると思います。そこに指定のネームサーバ名があります。「プライマリネームサーバー」と「セカンダリネームサーバー」または「ネームサーバー1」と「ネームサーバー2」というように二つサーバー名があると思います。これを二つとも控えます。
最後にドメインを取得したほう(レジストラ)の管理画面で「ネームサーバーの設定」という項目を開きそこに先ほど控えたサーバー名を入力します。
これでドメインネームサーバーの設定は終わりです。
ただし、この設定が反映されるまで数時間から数日掛かりますので、あせらずにお待ち下さい。
設定が反映されれば、ブラウザのアドレスバーに「http://www.独自ドメイン/」(www.は省略する場合もあります)と入力すれば貴方のホームページが表示されます。(もちろんホームページをサーバーにUPしていたらですよ。)